出っ歯はインビザラインで治せる?インビザラインの出っ歯の症例を紹介

「インビザラインで出っ歯は治る?」
「インビザラインに失敗して、逆に出っ歯が悪化するって本当?」
このような悩みや不安を抱えていませんか?
結論から言うと、多くの出っ歯はインビザラインで治療が可能です。しかし、出っ歯の原因によっては治療が難しいケースがあるのも事実。
そこで本記事では、インビザラインで治せる出っ歯のタイプと難しい場合の治療方法について解説します。
また、インビザラインで出っ歯になるのを防ぐためのポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
- インビザライン矯正で出っ歯は治せる
- 【症例写真】インビザラインによる出っ歯ビフォーアフター
- 出っ歯(口ゴボ・上顎前突)の症例
- 出っ歯・叢生の症例
- 出っ歯・過蓋咬合の症例
- 出っ歯・叢生・過蓋咬合の症例
- Oh my teethのインビザライン矯正の症例
- インビザラインの出っ歯治療にかかる費用・期間
- インビザラインで出っ歯矯正が「できない・失敗する」と言われる理由
- 理由① 骨格性の問題があり「適応外」と診断された場合
- 理由② 歯科医師の診断・治療計画が不適切なケース
- 理由③ 自己管理(装着時間など)が不十分なケース
- 出っ歯のインビザライン矯正で失敗しないためのポイント
- インビザラインと出っ歯に関するよくある質問(FAQ)
- インビザラインの治療で逆に出っ歯になることはありますか?
- インビザライン矯正で対応できない出っ歯の治し方は?
- インビザラインの矯正歯科の選び方は?
- 出っ歯のインビザライン治療の第一歩は無料診断から
結論から言うと、多くのケースで治療は可能ですが、出っ歯の原因によってインビザライン治療の向き不向きがあります。
特に歯の傾きが原因のケースはインビザラインが得意とするケースです。

出っ歯には、以下の3つのタイプがあります。
歯が前突している
骨格が前突している
歯と骨格が前突している
このうち、インビザライン矯正が得意とするのは、歯が傾いていることで出っ歯になってしまっているケースです。
一方で、以下のようなケースでは、インビザライン単独での治療が難しいことがあります。
骨格が大きく突出しているケース
抜歯など、歯を大幅に動かす必要があるケース
これらのケースでは、治療の初期段階でワイヤー矯正を用いて歯を大きく動かし、その後インビザラインに切り替える「ハイブリッド矯正」や、外科手術を併用する方法が提案されることもあります。
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[インビザライン導入クリニックの出っ歯のビフォーアフターを引用して紹介します。
出っ歯(口ゴボ・上顎前突)の症例

年代・性別:20代女性
治療期間:2年3ヶ月
抜歯:上2本・下2本(小臼歯)
費用:約50万円(調整費・保定費含む)
出っ歯・叢生の症例

年代・性別:20代女性
治療期間:1年2ヶ月
非抜歯
費用:約50万円(調整費・保定費含む)
出っ歯・過蓋咬合の症例

年代・性別:10代男性
治療期間:6ヶ月
非抜歯
費用:約50万円(調整費・保定費含む)
出っ歯・叢生・過蓋咬合の症例

年代・性別:30代男性
治療期間:3年
非抜歯
費用:約90万円(調整費・保定費含む)

上記の症例について詳しくは、スマイル+さくらい歯列矯正歯科二子玉川の症例集をご覧ください。
Oh my teethのインビザライン矯正の症例
マウスピース矯正Oh my teethでは、インビザラインも取り扱っています。

年代・性別:20代男性
治療期間:10ヶ月
費用:88万円(研磨処置込み)
「インビザラインでの治療が可能かどうか不安...」という方は、 マウスピース矯正Oh my teethの無料診断をご利用ください。
歯科医師があなたの出っ歯の状態を詳しく診断し、インビザラインを含めたマウスピース矯正が適しているかどうかをアドバイスいたします。

出っ歯のインビザライン治療にかかる費用や期間は、お口の状態によって大きく異なります。
目安として、前歯の傾きを少し治すだけで済むような軽度の出っ歯であれば、治療範囲を限定した部分矯正で対応できることがあります。
この場合の費用は20万円~80万円程度、期間は1年未満で終わることも少なくありません。
一方で、奥歯から動かす必要があったり、抜歯を伴ったりする全体矯正が必要なケースでは、費用は50万円~100万円程度、期間は2~3年ほどかかるのが一般的です。
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「インビザラインでは出っ歯は治らない」といった話を聞いて、不安に思う方もいるかもしれません。インビザラインは万能ではなく、「できない」ケースや「失敗」と感じるケースが存在するのも事実です。
理由① 骨格性の問題があり「適応外」と診断された場合
失敗する理由の一つが、そもそもインビザライン治療の適応外であるケースです。
インビザラインはあくまで「歯」を動かす治療法であり、土台である「あごの骨」そのものを大きく動かすことはできません。
そのため、出っ歯の原因が歯 の傾きではなく、あごの骨格に根本的な問題がある場合は、インビザラインでの治療は困難です。
骨格性の問題が疑われる場合は、インビザラインだけでなく、ワイヤー矯正や外科手術を併用した矯正治療が選択肢となります。
理由② 歯科医師の診断・治療計画が不適切なケース
==担当する歯科医師の診断力や治療計画が、治療結果を左右してしまうケース=も注意が必要です。
インビザライン治療の根幹をなすのが、「クリンチェック」と呼ばれる治療計画シミュレーションです。この計画を立案するのは、AIではなく担当する歯科医師。つまり、歯科医師の知識と経験が治療の成否に直結するのです。
たとえば、見た目だけを重視して噛み合わせを考慮しない計画を立てると、治療後に「うまく噛めない」「あごが痛い」といった新たな問題を引き起こしかねません。
インビザラインを選択する際は、インビザラインの症例数が豊富な歯科医師を選ぶことが大切です。
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理由③ 自己管理(装着時間など)が不十分なケース
意外と多いのが患者さん自身の自己管理が原因で、治療が計画通りに進まないケースです。
インビザラインは、マウスピースをご自身で自由に取り外しができる点がメリットですが、決められた装着時間を守らなければ、歯は計画通りに動いてくれません。
その結果、次のマウスピースが合わなくなり、治療期間の延長や、治療計画の作り直し(リファインメント)が必要になってしまうのです。
インビザラインを始めると決めたら、装着時間を守るというルールを徹底する覚悟が必要になります。
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ここまで見てきた失敗理由を踏まえると、出っ歯のインビザライン矯正を成功させるためのポイントは、以下の2点です。
信頼できる歯科医師・クリニック選び
患者さん自身の治療への理解と協力
この2つのポイントを押さえることで、先ほどの失敗理由のほとんどを回避することが可能です。
インビザラインは、治療計画を立てる歯科医師の知識や経験が、治療結果に大きく影響します。
精密検査の結果をふまえ、あなたの骨格や歯並びに合った無理のない計画を提案してくれるか、しっかりと見極めることが重要です。
また、「1日20時間以上の装着時間を守る」「決められた期間でマウスピースを交換する」といった基本的なルールを守れないと、歯は計画通りに動いてくれません。
歯科医師の指示通りに従いましょう。

ここでは、出っ歯のインビザライン治療を検討されている方からよくいただく質問にお答えします