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コラム
最終更新日:2025年7月23日

口ゴボでほうれい線が目立つのはなぜ?原因と矯正での改善方法を解説

口ゴボ ほうれい線 画像①
「口元が前に出ているせいで、ほうれい線がくっきり見える気がする」

「矯正したら口元はすっきりしたのに、逆にほうれい線が目立ってきたかも…」
こんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
口ゴボとほうれい線は、一見無関係に見えて、実は見た目の印象に深く関わっていることがあります。
本記事では、口ゴボによってほうれい線が目立つ原因や、矯正による変化、さらに改善に向けた具体的な対策まで、わかりやすく解説します。
口元の印象を変えたい方や、矯正後の見た目に不安がある方は、ぜひ参考にしてください。
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歯科矯正ブログ編集チーム

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口ゴボとほうれい線の関係は?

口元が前に出て見える「口ゴボ」は、見た目の印象に大きく影響するだけでなく、ほうれい線が目立ちやすくなる要因にもなり得ます。
ここでは、口ゴボとほうれい線の関係性を具体的に解説し、どういった場合にシワが目立ちやすくなるのかをご紹介します。

口ゴボでほうれい線が目立つケース

口ゴボとは、歯や顎が前に出ていることで口元がふくらんで見える状態を指します。
このような口元は、皮膚が前方に押し出されることで、ほうれい線の影が目立ちやすくなる傾向があります。
とくに、顔を横から見たときに唇が鼻先よりも前に出ている方や、唇を閉じるときに力が必要な方は、口元の形状によってはほうれい線が強調されて見えることがあります。

口ゴボを治したらほうれい線が目立つケース

口ゴボを矯正した後、「ほうれい線がかえって目立つようになった」と感じるケースもあります。
これは、口元のボリュームが減ったことで、皮膚に余白が生まれ、シワが目立ちやすくなるためです。
矯正によって顔の輪郭がすっきりする一方で、以前は口元の張りによって目立たなかったほうれい線が見えやすくなることがあります。
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口ゴボでほうれい線が目立つ理由は?

口ゴボによってほうれい線が目立ちやすくなる背景には、口元の構造や筋肉の動きに関連した要因が考えられます。
ここでは、口ゴボによってほうれい線が目立つとされる具体的な理由を、2つの側面から解説します。

前に出た口元が皮膚を引っ張り、シワが定着しやすくなるから

口ゴボの状態では、口元が前方に突き出していることで、鼻の横から口角にかけての皮膚が常に引っ張られるような形になります。
このような状態が続くと、肌に負荷がかかりやすくなり、ほうれい線のラインが定着しやすくなると考えられます。

頬の筋肉が使いづらくなり、たるみが進行するから

口ゴボの方は、口元が前に出ていることで、日常的な会話や表情づくりの際に頬の筋肉がうまく使われにくい傾向があります。
筋肉が十分に動かない状態が続くと、表情が乏しくなり、肌の柔軟性や血行が低下しやすくなります。
その結果、皮膚に刻まれたほうれい線のラインが回復しにくくなり、くっきりと残りやすくなることがあります。

口ゴボで目立つほうれい線を改善する方法

口ゴボによって目立ちやすくなったほうれい線は、口元の構造そのものを見直すことが改善の第一歩となります。
ここでは、口ゴボとほうれい線の両方にアプローチできる、具体的な改善方法をご紹介します。

歯列矯正で口元のバランスを整える

口ゴボによるほうれい線の目立ちやすさは、歯並びや顎の位置が前方にずれていることが原因となっている場合があります。
このようなケースでは、歯列矯正によって口元の突出感を改善し、顔全体のバランスを整えることが有効です。
矯正によって口元の厚みが軽減されると、皮膚の引っ張りがやわらぎ、ほうれい線の影が目立ちにくくなる可能性があります。
また、見た目だけでなく、唇を閉じやすくなる・口周りに余計な力が入らなくなるなど、機能面での改善も期待できます。
口ゴボが気になっている方は、まずは矯正専門の歯科医に相談し、適切な治療法を検討することが大切です。
歯列矯正について詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
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表情筋を鍛えるエクササイズやマッサージも併用すると効果的

歯列矯正によって口元のバランスを整えると同時に、表情筋をしっかり動かすことも、ほうれい線の改善に役立ちます。
口ゴボの方は、口周りや頬の筋肉がうまく使われにくい傾向があり、その影響でシワが定着しやすくなることがあります。
日常的に取り入れやすいケアとしては、以下のような方法が効果的です。
  • 「あ・い・う・え・お」と大きく口を動かす発声エクササイズ
  • 口角を引き上げる意識的な笑顔の練習
  • 頬や口元をやさしく刺激するマッサージ
これらを継続的に行うことで、筋肉の動きが活発になり、血行も促進されるため、肌の柔軟性やハリの回復が期待できます。

矯正後にほうれい線が「悪化した」と感じる3つの原因

口ゴボの改善を目的に歯列矯正を行ったあと、「ほうれい線が深くなった」「前より目立つ気がする」と感じる方も少なくありません。
ここでは、矯正後にほうれい線が悪化したように感じる主な理由について詳しく解説します。

①口元のボリュームが減り、皮膚のたるみが目立ちやすくなる

口ゴボを矯正すると、前に出ていた歯や口元が後退し、顔の印象がすっきりと変化します。
しかしその一方で、口元のボリュームが減ることで皮膚に余白が生まれ、ほうれい線が目立ちやすくなることがあります。
これまで口元のふくらみで自然に張っていた皮膚が、支えを失ったような状態になり、シワとして現れやすくなるのです。

②もともとあったほうれい線が“見えやすくなった”だけのケースもある

矯正後にほうれい線が目立って見える場合、新たにシワができたのではなく、もともとあったほうれい線が見えやすくなっただけというケースもあります。
矯正によって口元のボリュームが減ると、顔の陰影や輪郭が変化し、それまで目立たなかったシワが浮き出て見えることがあるのです。
特に、以前は口元のふくらみでシワが引き伸ばされていたような方は、矯正後に影が強調され、シワが濃くなったように感じることがあります。

③表情筋が弱っていると、変化に対応できずシワが定着しやすい

口ゴボの方は、口元が突出している影響で、もともと頬や口周りの筋肉がうまく使われにくい構造になっていることがあります。
そのため、矯正によって口元の形が変わっても、筋肉が十分に働かないままだと、皮膚が支えられず、ほうれい線が強調されてしまうことがあります。
このような状態を防ぐためには、矯正治療とあわせて筋肉を正しく使えるようにするトレーニングが重要です。
たとえば以下のような対策が効果的です。
  • MFT(口腔筋機能療法):舌や唇、頬の筋肉を適切に使うための専門的なトレーニング
  • フェイスエクササイズ:日常的に行える表情筋のエクササイズで、筋肉の働きを高める
こうしたケアを取り入れることで、顔の筋肉が変化にスムーズに対応でき、シワの定着やたるみの進行を抑えることが期待できます。

口ゴボを治したあとに目立つほうれい線を改善する方法

口ゴボを矯正したあとに、「ほうれい線が目立つようになった」と感じた場合でも、適切なケアを行うことで改善が期待できます。
ここでは、矯正後に気になるほうれい線をやわらげるための具体的な方法を3つご紹介します。

表情筋を鍛える

矯正後にほうれい線が目立つ場合、顔の筋肉が変化にうまく対応できていないことが原因であることが多いです。
特に、口ゴボの状態が長く続いていた方は、頬や口周りの筋肉が使われにくく、筋力が低下している可能性があります。
このような場合は、表情筋を鍛えて筋肉の働きを取り戻すことで、皮膚にハリが出て、ほうれい線が目立ちにくくなる効果が期待できます。

スキンケアで保湿する

矯正後にほうれい線が目立ちやすくなったと感じた場合、肌のコンディションを整えることも重要な対策のひとつです。
とくに乾燥は、肌の弾力を低下させ、シワを目立ちやすくする原因となります。
以下のような基本的なスキンケアを丁寧に行うことで、肌のハリや潤いを保ち、ほうれい線の印象をやわらげることができます。
  • 洗顔後すぐに化粧水・乳液・クリームでしっかり保湿する
  • 紫外線対策を徹底する
  • ビタミンCやコラーゲンなど、肌の弾力維持に役立つ成分を取り入れる
矯正で整った口元をより美しく見せるためにも、外側からのケアと内側からのサポートをバランスよく取り入れることが大切です。

焦らず時間の経過を待つ

矯正後にほうれい線が気になる場合でも、時間の経過とともに自然と目立たなくなるケースは少なくありません。
口元の形が大きく変化すると、周囲の筋肉や皮膚が新しい状態になじむまでに一定の時間がかかります。
とくに矯正直後は、見た目の変化に敏感になりやすく、シワが強調されて見えることもあります。
しかし、表情筋のトレーニングやスキンケアを継続して行うことで、次第に顔全体のバランスが整い、自然な印象に落ち着いていくことが多いです。
焦らずコツコツとケアを続けることで、より理想的な口元とフェイスラインに近づけるでしょう。

口ゴボとほうれいせんが気になっている方は、まずは専門家へ相談を

口ゴボによってほうれい線が目立ちやすくなるケースは少なくありません。
矯正で口元のバランスを整えることで、顔全体の印象がすっきりし、ほうれい線の見え方にも良い変化が期待できます。
自分に合った改善方法を見つけるには、まず歯科矯正の専門家に相談し、口元の状態を正確に把握することが大切です。
Oh my teethでは、専門的な診断をもとに、あなたに最適な矯正プランを提案しています。
初回の矯正相談は無料で受けられるため、まずはお気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
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