マウスピース矯正
最終更新日:2025年8月14日
インビザラインで噛み合わせが悪くなった?違和感の原因と対処法を解説

「インビザラインを始めてから、噛み合わせに違和感がある」
「治療を終えるころに、噛み合わせが戻るか心配」
このような不安はありませんか?
インビザライン矯正中は、歯が動いている過程で一時的に噛み合わせに違和感が出ることもありますが、場合によっては思わぬトラブルにつながることもあります。
本記事では、インビザラインで噛み合わせが悪くなったと感じる原因や、すぐにできる対処法などについて詳しく解説します。

歯科医師
湊 寛明
九州大学歯学部卒業後、大手矯正歯科グループで院長を務めるなどして経験を積む。2017年、ピュアリオ歯科・矯正歯科 田町三田院を開院。同年医療法人社団ピュアスマイルを設立し、理事長を務める。日本矯正歯科学会、日本成人矯正歯科学会、日本舌側矯正歯科学会、世界舌側矯正歯科学会、日本歯科審美学会など、多数の学会に所属している。
目次

インビザライン矯正を始めてから一時的に噛み合わせが変化するのは、ごく自然なことです。ただし、「心配ないケース」と「注意が必要なケース」があります。
インビザライン矯正中の違和感は“歯が動いている証拠”
インビザラインは、マウスピースを交換するたびに少しずつ歯を動かしていきます。
治療のゴール地点では理想的な噛み合わせになるように設計されていますが、その途中段階では、一時的に噛み合わせが不安定になるのは自然なことです。
今まで当たっていた奥歯が、少し浮いたように感じる
前歯の噛み合わせが深くなったり、浅くなったりする