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最終更新日:2024年11月12日

【注意】歯を白くする〇つの裏ワザ!重曹やアルミホイルで歯は本当に白くなる?

白く輝く歯は、笑顔をさらに魅力的に見せ、清潔感を与えるものです。そのため、「歯を白くする裏ワザ」がネットやSNSで多く紹介されており、手軽に試せる方法として人気を集めています。しかし、重曹やアルミホイル、レモンなどを使った自宅でのホワイトニング方法には、効果が限定的であるだけでなく、歯にダメージを与えてしまうリスクもあります。本記事では、特に注目される7つの「歯を白くする裏ワザ」の効果とリスクを一つひとつ詳しく解説し、さらに専門家が推奨する安全なホワイトニング方法についてもご紹介します。白い歯を安全に手に入れるための最適な方法を探していきましょう。

Oh! Black
歯科矯正ブログ編集チーム

Oh my teeth

マウスピース矯正「Oh my teeth」ホームホワイトニング「Oh my teeth Whitening」を提供するOh my teethのコンテンツチームです。Oh my teeth導入クリニックのドクターと連携し、歯科矯正やホワイトニング、自社ブランドに関する確かな情報を発信しています。

歯を白くする裏ワザは本当?

ネットやSNSで紹介される「歯を白くする裏ワザ」には、重曹、アルミホイル、レモン汁などを使った方法が多くありますが、実際に効果があるかは疑問です。多くの裏ワザは、歯の表面を研磨して一時的に汚れを落とすことで「白くなった」と感じられる程度であり、期待したほどの白さが長持ちしないことが多いのです。さらに、研磨剤による裏ワザには、歯のエナメル質を削ってしまうリスクがあるため、頻繁に行うと知覚過敏などのトラブルにつながる恐れもあります​​。また、こうしたセルフホワイトニングや裏ワザは、天然歯の色よりさらに白くする「漂白効果」は期待できません。自己流の方法では、歯本来の着色を軽減することはあっても、専門的な漂白薬剤を使わない限り、歯の色そのものを劇的に白くすることは難しいです​​。

そもそも歯を白くするとはどういうこと?

「歯を白くする」とは、実際には大きく2つのアプローチが存在します。1つは食べ物や飲み物による着色汚れを除去して天然歯の本来の色に戻す「着色除去」、もう1つは、天然歯の色よりもさらに白くする「漂白(ブリーチング)」です。前者は市販のホワイトニング歯磨き粉やセルフケアである程度行えますが、後者の「漂白」は、歯科医院でのホワイトニングによってのみ可能です​​。歯科医院で行われるホワイトニングは、過酸化水素などの薬剤を使用して歯の色を脱色するため、確実に白さを得ることができます。歯科医師の管理のもと行われるため、安全性も高く、長期間の効果が期待できます。白い歯を確実に手に入れたい場合には、こうした専門的なホワイトニングが最も効果的です​​。

歯を白くする7つの裏ワザ

「歯を白くする裏ワザ」としてネットやSNSで話題の方法には、家庭で手軽に試せるものが多くあります。ここでは、特に人気のある7つの方法について、期待される効果とリスクを詳しく見ていきましょう。

重曹をつかう

重曹は、微細な研磨作用により歯の表面の汚れを落とす効果が期待されるため、歯のホワイトニング裏ワザとして紹介されることが多いです。使い方としては、重曹に少量の水を加えてペースト状にし、歯ブラシで歯を磨くとされています。ただし、重曹の研磨力は強いため、頻繁に使用すると歯のエナメル質が摩耗し、知覚過敏や歯の表面の傷つきにつながるリスクがあります。特に毎日使用することは避け、慎重に行う必要があります​​。

アルミホイルホワイトニング

重曹ペーストをアルミホイルに塗り、それを歯に巻きつけることでホワイトニング効果を高める方法も一部で試されています。この方法では、重曹が歯に密着し、ホワイトニング剤が歯に浸透することを狙っているとされますが、科学的な裏付けは乏しく、また圧力をかけることで歯や歯茎に負担がかかるため、歯科医師からは推奨されていません。無理に歯に圧力をかけることは、歯や歯茎の健康を損なう可能性があるため、注意が必要です​​。

綿棒を使う方法

綿棒を使ってホワイトニング剤や重曹ペーストを歯に直接塗り込む方法も、一部で「歯を白くする裏ワザ」として紹介されています。この方法は、綿棒で細かい部分まで塗布できることが利点とされていますが、期待されるホワイトニング効果は限定的です。また、強い研磨作用があるものを塗布する場合、歯のエナメル質を傷つけるリスクもあります。特に綿棒でこする際に力を入れすぎると、歯や歯茎にダメージを与えやすいため、慎重に行う必要があります​​。

バナナの皮で歯をこする

バナナの皮には、カリウムやマグネシウムなどのミネラルが含まれており、それが歯の表面に吸着して美白効果をもたらすと一部で言われています。この方法では、バナナの皮の内側を歯にこすることで、歯がわずかに白く見える効果が期待されます。しかし、効果は一時的かつ限定的であり、歯の健康を根本的に向上させる科学的な根拠は少ないため、歯科医師からの評価はあまり得られていません​​。

レモンと重曹を使ったホワイトニングの手順

レモン汁と重曹を混ぜてペースト状にし、歯に塗る方法もホワイトニングの裏ワザとして知られています。レモンの酸には強力な漂白作用がありますが、同時にエナメル質を溶かしやすく、歯の表面を傷つけるリスクが高いです。特に頻繁に行うと歯のエナメル質が薄くなり、知覚過敏や虫歯の原因にもつながるため、この方法は推奨されません。歯に優しい方法や代替策を検討することが重要です​​。

活性炭パウダーを使ったホワイトニング

活性炭パウダーは、その吸着力で歯の汚れや着色を取り除く効果が期待され、一部でホワイトニングの裏ワザとして人気があります。しかし、活性炭は非常に細かい粒子であり、歯の表面を研磨する作用が強いため、頻繁に使用するとエナメル質を傷つける可能性があります。エナメル質の摩耗により、知覚過敏や虫歯のリスクが高まるため、使用には十分な注意が必要です。定期的な使用は避け、必要に応じて歯科医師に相談することをお勧めします​​。

ココナッツオイルを使ったオイルプリング

ココナッツオイルを使って口をすすぐ「オイルプリング」は、古代から伝わる方法で、口内の雑菌を減らす効果があるとされています。オイルの成分が汚れを浮かせ、口内を清潔に保つことから、口臭予防などのメリットが期待されていますが、ホワイトニング効果については科学的な証拠が少なく、即効性も期待できません。歯の表面に付着した汚れが落ちることで一時的に白く見えることはありますが、歯の色そのものを白くする漂白効果はありません​​。

専門家が推奨する安全なホワイトニング方法

歯を安全に白くしたい場合、歯科医院での「オフィスホワイトニング」や、歯科医の指導の下で行う「ホームホワイトニング」が推奨されます。オフィスホワイトニングでは、歯科医院で高濃度の過酸化水素などの薬剤を使用し、短時間で効果的に歯を白くすることが可能です。一方、ホームホワイトニングは歯科医から提供される専用のマウスピースと薬剤を用い、自宅で数週間かけてゆっくりと白くしていく方法です。これらの方法は、歯科医師の診断と説明を受けたうえで進めるため、効果とリスクについて十分に理解してから行えるのが大きな利点です。自己流の方法に比べ、こうした専門的な施術はリスクが低く、安全性が確保されています​​。

白くて美しい歯を安全に手に入れたい方は、ぜひ一度歯科医師に相談してみましょう。Oh my teethでは、ホワイトニングについての無料カウンセリングも実施中ですので、専門家にアドバイスをもらって、あなたに最適な方法を見つけてください。

歯を白くする裏ワザはリスクも大きいので注意

一見、手軽に試せる「歯を白くする裏ワザ」ですが、その多くにはリスクが伴います。重曹や活性炭など研磨力が強いものを頻繁に使うと、歯のエナメル質を傷つけ、知覚過敏や虫歯のリスクが高まる可能性があります。また、レモンなどの酸性のものを使用する裏ワザも、歯の表面を溶かし、逆に歯を脆くしてしまう危険があります。美しい白い歯を保つためには、自己判断での頻繁な使用は避け、リスクを慎重に検討することが必要です。歯の健康を守りながら白い歯を目指すには、歯科医師に相談し、適切で安全なホワイトニング方法を選ぶことが最も確実です​​。

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