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歯科矯正
最終更新日:2025年6月24日

歯科矯正中の食事はどうする?痛い時の工夫とおすすめメニュー紹介

矯正中食事 記事タイトル
歯科矯正中で噛むたびに歯が痛くて、食事がつらい…。「この痛み、いつまで続くの?」と悩んでいませんか?
矯正中は思った以上に痛みや不便さを感じやすいもの。しかし、食べ方やメニューを少し工夫すれば、グッとラクになります
この記事では、痛みの原因や続く期間、やわらかくて食べやすいメニュー、外食やコンビニでの選び方まで解説。
矯正中の「食べづらい」を減らすヒントが見つかります。
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歯科医師

西尾万樹

東京表参道矯正歯科 院長。北海道医療大学歯学部卒業。2018年歯科医師免許取得。旭川医科大学病院口腔外科にて研修後、矯正歯科勤務。2020年コスメコンシェルジュ取得。

目次

矯正中の食事でよくある悩みとその原因

歯が動くことで噛むと痛い

歯科矯正では歯に力をかけて移動させるため、歯が動く際に圧迫感のある痛みが生じやすいです。
特に「矯正開始直後」「ワイヤー調整後」「新しいマウスピースに交換した後」などは、食事をする際に強い痛みが生じることも。
痛みの感じ方には個人差があり、普通に炊いたご飯粒でも噛めない場合もあります。

装置が当たって口内炎ができる

ワイヤー矯正中は装置が口の内部や舌に擦れることで、口内炎ができることも少なくありません。
マウスピース矯正はワイヤー矯正よりも口腔内が傷つくリスクは少ないですが、マウスピースの縁が尖っていることで口腔内が傷つき、口内炎につながることも。
口内炎ができると、食事のときに痛みを感じたりしみたりしますが、気になる場合は、歯科医院で装置をカバーしてもらうこともできます。

食べ物が挟まりやすくてストレス

矯正装置のすき間に食べ物が挟まってしまうのも、矯正中によくある悩みのひとつです。
とくにワイヤー矯正は構造的に食べ物が引っかかりやすく、繊維質の野菜や、細かくバラけやすい食材は詰まりやすい傾向にあります。
マウスピース矯正では装着中に食事をしないため詰まりにくいですが、装置の着脱のたびに歯の間に残った食べかすが気になるという声もあります。
歯や装置に挟まりやすいものを避けたり、細かく刻む・やわらかく煮込むなどの工夫をすることで、日々の食事ストレスは軽減できます。

ケアがめんどくさくて、食欲が落ちる

矯正中は、食後のケアがこれまで以上に手間に感じやすくなります。
とくにワイヤー矯正では、装置のすき間に汚れが残りやすく、歯磨きに時間がかかるため、「また磨かなきゃ…」と食事自体が億劫になることも。
マウスピース矯正も、食事のたびに装置を外し、歯磨きしてから再装着する必要があり、気軽な間食がしづらくなります。
こうした「ケアのめんどくささ」が続くと、食事への意欲そのものが下がってしまうことも。
無理に完璧を目指さず、挟まりにくい食材を選ぶ・ケアグッズを活用するなど、ストレスを減らす工夫が大切です。

痛みはいつまで?食事がラクになるタイミングは?

矯正中の食事でつらいのは、やっぱり「痛み」。しかし、この痛みがずっと続くわけではありません。
ここでは、痛みが出やすいタイミングや、どのくらいでラクになるのかについて解説します。

矯正装置の装着直後は2〜3日がピーク

歯科矯正開始直後や調整後の痛みは2〜3日がピークで、個人差はありますが1週間程度で落ち着いてくることが多いです。違和感や矯正中の食事にも1か月ほどで慣れていくでしょう。
次の章で詳しく解説する矯正中の食べ物に気を付ければ、最終的には矯正前に近い状態で食べられるようになってきます。

ワイヤー調整・マウスピース交換後も同様

矯正中の痛みは、初回装着のときだけでなく、その後の調整でも繰り返し起こります。
ワイヤー矯正では、定期的なワイヤーの交換や締め直しのたびに歯が動き始め、装着直後と同じような痛みを感じることがあります。
マウスピース矯正も同様で、新しいマウスピースに交換した直後は、歯に圧力がかかることで痛みが出やすくなります。
ただし、どちらも痛みのピークは1〜2日ほどで落ち着くことがほとんど。
あらかじめ「調整後は少し食事に気をつけよう」と意識しておくと、焦らずに過ごせます。

痛みに耐えられないときは痛み止め服用

矯正中の食事で、あまりにも痛みが強くてどうしてもつらいときは、無理せず歯科医師に相談しましょう。
必要に応じて、痛み止めを処方してもらえることがあります。
ただし、痛み止めを常用しすぎると、歯の動きに影響を与える可能性も。
服用の回数やタイミングについては、あらかじめ歯科医師に確認しておくと安心です。

歯科矯正中で痛むときの食事のコツ4選

歯科矯正中の食事は慣れるまで「柔らかい食べ物にする」「調理方法を工夫する」などいくつかのコツがあります。
ここでは、痛みがあるときの食事のコツを見ていきましょう。

食事のコツ1:柔らかいものを食べる

痛みがあるときに無理に噛もうとすると、歯に負担がかかってつらさが増してしまいます。
そんなときは、できるだけやわらかくて噛まなくても食べられるものを選びましょう。
おかゆ・スープ・ゼリー・ヨーグルトなどは、口の中で自然と溶けるような食感で、痛みが強いときにも安心して食べられます。
噛むのがつらいときは、迷わず「噛まなくていいもの」に頼ってOKです。

食事のコツ2:小さくカットする/すりおろす

食材を大きいまま口に入れると、噛むときに力がかかって痛みを感じやすいですよね。
そんなときは、一口サイズにカットしたり、すりおろしたりするだけでも負担がグッと減ります。
たとえば、りんごやにんじんなどの固めの食材はすりおろす、野菜や肉は小さく刻んで食べやすくすると良いでしょう。
「かたいから無理」とあきらめる前に、形や大きさを変えるだけで食べやすくなることも多いんです。

食事のコツ3:しっかり加熱してやわらかくする

食材をしっかり火に通すことで、食感がやわらかくなり、噛むときの負担を減らせます
とくに根菜や肉類は、そのままだと固くて痛みを感じやすいため、煮る・蒸す・茹でるといった調理法がおすすめです。
ハンバーグや煮込み料理、温野菜など、加熱によってホロッと崩れるような食感のものを選ぶと安心。
味も染み込みやすく、痛みがあるときでもおいしく食べられる工夫のひとつです。
また、口内炎の予防や回復に効果があるビタミンB2・B6などの栄養素を含む食材(納豆・卵・レバーなど)も、調理でやわらかくすれば取り入れやすくなります。

食事のコツ4:冷たいものを活用して痛みを和らげる

歯がズキズキと痛むときは、冷たい食べ物で感覚を和らげるのもひとつの方法です。
ヨーグルトやプリン、冷製スープなどは、口あたりがよく、刺激を抑えながら栄養もとれるのでおすすめ。
ただし、冷たすぎると逆にしみる場合もあるため、冷やしすぎには注意。
自分にとって心地よい温度を見つけながら、ムリなく続けられる工夫をしてみましょう。

痛い時でも食べられる!やわらかメニュー16選

矯正中は、「何を食べたらいいんだろう?」と迷うことが多くなります。
この章では、痛みがあるときでも食べやすいメニューを主食・メイン・副菜・おやつに分けて紹介。
食材選びに悩んだときのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。

主食:おかゆ/うどん/そうめん/リゾット

矯正中で痛みが強いときは、まず噛まずに食べられる主食を選ぶのがポイントです。
おかゆや雑炊は、飲み込むだけで栄養がとれ、体もあたたまるので特に人気。
うどんやそうめんも、コシの少ないものを選べば、スルッと口に入って負担が少なく済みます。
リゾットのようなやわらかい洋風メニューなら、気分転換にもなって飽きにくいのがうれしいところです。

メイン:卵料理/豆腐ハンバーグ/ひき肉/白身魚

主菜には、やわらかくてたんぱく質がしっかりとれる食材を取り入れたいところです。
卵料理はスクランブルエッグや茶碗蒸しなど、噛まずに食べられるメニューが多く、アレンジもしやすいのが魅力。
豆腐ハンバーグや麻婆豆腐といった豆腐料理も、やわらかくて食べやすく、栄養バランスも整っています。
また、ひき肉や白身魚は火が通りやすく、やわらかく仕上げやすいので、痛みがあるときでも無理なく食べられるのでおすすめです。

副菜:煮物/温野菜/スープ/ポタージュ

副菜には、噛まずに飲み込めるやわらかさと、体を内側から整える栄養がそろったメニューを選ぶのがおすすめです。
煮物は野菜や肉をやわらかく煮込んだもので、味がしみて食欲がないときでも食べやすくなります。
温野菜は、加熱することで繊維がやわらかくなり、サラダよりも断然食べやすいです。
また、具だくさんのスープやポタージュは、水分と一緒に栄養もとれる万能メニュー。
痛みがあるときの栄養補給にもぴったりです。

おやつ:ヨーグルト/プリン/ゼリー/バナナ

矯正中でも、おやつタイムはほっとできる癒しの時間。
痛みがあるときは、冷たくてなめらかな食感のおやつを選ぶと食べやすく、痛みの緩和にもつながります。
ヨーグルトやプリン、ゼリーは、噛まずに食べられて、口の中もスッキリ。
バナナはやわらかくて腹持ちもよく、ビタミンやエネルギー補給にも役立つので、軽食代わりにもおすすめです。

矯正中に避けたほうがいい食べ物・飲み物

矯正中は、装置への影響や痛みを考えると、できるだけ避けたい食べ物や飲み物もあります。
無理して食べると装置が壊れたり、口内を傷つけたりする原因になることも。
ここでは、避けたほうがよい具体的なメニューとその理由をタイプ別に紹介していきます。

硬いもの:せんべい/ナッツ/氷/フランスパン

矯正中に硬いものを噛むと、装置に強い力がかかってトラブルの原因になります。
特にワイヤー矯正の場合、ワイヤーが曲がったりブラケットが外れたりするリスクがあるため、注意が必要です。
せんべいやナッツ、フランスパンのような硬い食べ物は、痛みがあるときは無理に噛まずに避けるのが無難。
氷も無意識に噛んでしまうことが多いため、口に入れるのは控えたほうが安心です。
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粘着質なもの:キャラメル/ガム/おもち

キャラメルやガム、おもちのような粘着性のある食べ物は、装置にくっついて外れたり、破損の原因になることもあります。
ワイヤー矯正中はもちろん、マウスピース矯正でも装着前にしっかり歯を磨かないと虫歯や着色のリスクも。
粘着質な食べ物は装置のすき間に入り込みやすく、取り除くのも大変です。
食べたくなっても、矯正が終わるまでは我慢したほうがいいでしょう。

歯や装置に挟まりやすい食べ物:ごぼう/えのき/トウモロコシ

繊維が多い野菜や粒状の食材は、歯のすき間や装置に絡まりやすく、食後のストレスになりがちです。
ごぼうやえのき、とうもろこしなどは、噛み切りにくかったり粒が挟まりやすいため、矯正中は避けたほうが安心。
無理に食べると、違和感が残ったり、歯ブラシでも取り切れないこともあります。
どうしても食べたいときは、細かく刻む・しっかり加熱するなどの工夫が必要です。

色素の濃い飲み物:コーヒー/紅茶/赤ワイン/カレー

矯正中は、色素の強い飲み物や食べ物によって、装置や歯が着色しやすくなるリスクがあります。
とくにマウスピース矯正の場合、装着したままコーヒーや紅茶を飲むと、マウスピースが黄ばんでしまうことも。
また、ワイヤー矯正では、ゴムやワイヤーまわりの着色が目立ち、見た目に影響が出ることもあります。
赤ワインやカレーなども色が濃いため、飲食後はできるだけ早めの歯磨きやうがいを心がけましょう。
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炭酸・酸性:レモンジュース/スポーツドリンク

炭酸飲料や酸性の飲み物は、歯の表面を溶かす「酸蝕症(さんしょくしょう)」の原因になることがあります。
矯正中の歯は動いている最中で、歯の根元やエナメル質が敏感な状態です。そこに酸性の飲み物が加わると、歯のダメージが蓄積されてしまう可能性も。
レモンジュースやスポーツドリンクは一見ヘルシーに思えても、糖分や酸が含まれているため、注意が必要です。
飲んだあとは水で口をゆすぐ、だらだら飲まない、といった工夫をしましょう。
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忙しい日もOK!コンビニで選ぶ矯正中ごはん

「今日は料理ムリ…でもちゃんと食べたい」
そんなときに頼れるのがコンビニごはん。選び方を工夫すれば、矯正中でも痛みを避けつつしっかり食事がとれます。
ここでは、コンビニで選ぶときのおすすめメニューと、避けたいメニューを見ていきましょう。

おすすめおにぎり・パン・サンドイッチ

コンビニのおにぎりやパンは、種類を選べば矯正中でもストレスなく食べられます
おにぎりは、やわらかめの具材がおすすめ。たとえば「たまご」「ツナマヨ」「鮭フレーク」などは噛みやすいです。
逆に「昆布」や「高菜」など繊維質が多いものは、挟まりやすく不向き。
パン類は、やわらかいロールパンやサンドイッチがおすすめです。
特に「たまごサンド」「ツナサンド」「ポテサラサンド」などは噛まずに食べやすく、口当たりもやさしいので安心。ハード系のパンやフランスパンは避けましょう。

やわらかおかず・スープ・冷食の選び方

矯正中の食事で頼りになるのが、やわらかくて温かいおかず系。
コンビニには、体にやさしいスープや煮物、冷凍食品が豊富にそろっています。たとえば、肉じゃが・筑前煮・煮込みハンバーグなどは、歯に負担をかけずにしっかり栄養をとれる定番。
スープ系では、コーンスープ・ポタージュ・中華スープなどが人気です。
冷凍食品も、やわらかい炒飯・グラタン・ドリアなら、食べやすくてお腹も満たされます。
迷ったら「やわらかさ」と「噛まずに食べられるか」を基準に選びましょう。

避けたいコンビニメニュー

矯正中は、「食べにくさ」や「装置へのダメージ」につながるメニューは避けるのが無難です。
具体的には、唐揚げ・チキンステーキ・フランクフルトなどの硬くて噛みごたえのある肉系おかずは、歯や装置に強い負担をかけます。
また、おこわや玄米のおにぎり、ゴボウサラダ、野菜チップスのような繊維質が多いものや硬い素材も避けましょう。
デザート類では、キャラメルやナッツ入りスイーツなど、粘着性や硬さがあるものは要注意。
装置が外れたり、隙間に詰まったりするリスクが高いです。
選ぶときは「噛まなくても食べられるか?」を基準にすると失敗しにくくなります。

外食・デート・人前の食事を快適にするコツ

友人とのランチ、パートナーとのデート、仕事先での会食…。
「食べづらい」「装置が気になる」と思って外食をためらう人は少なくありません。
でも大丈夫。ちょっとした工夫で、矯正中でも人前での食事をラクに楽しむことができます。

一口サイズにカット/ゆっくり噛む

矯正中の外食では、大きな食材をそのまま口に入れるのはNG。
無理に噛むことで痛みを感じたり、装置が外れたりするリスクがあります。
そこでおすすめなのが、食材をあらかじめ一口サイズにカットしてから口に運ぶこと。ナイフやフォークが使える場面なら、人前でも自然にカットしながら食べられます。
また、焦らずゆっくり噛むことも大切。急いで食べると装置に負担がかかりやすくなるので、ペースを落として口の中でやわらかくしてから飲み込むよう意識しましょう。

食後のケアグッズを持ち歩く

矯正中は、食べ物が装置や歯のすき間に挟まりやすく、口元の清潔感も気になるもの。外食時には、食後にケアできるようグッズを持ち歩いておくと安心です。
持ち運びにおすすめなのは、携帯用歯ブラシ・デンタルフロス・歯間ブラシ・マウスウォッシュなど。
特に外出先で水場が限られている場合は、うがいだけでもしっかりしておくと不快感を軽減できます。
お手洗いで軽くケアをするだけでも、その後の会話や仕事に集中しやすくなるので、精神的にも余裕が持てますよ。

恥ずかしさを軽減する「目立たない食べ方」

矯正中は、装置に食べ物が挟まったり、噛みにくそうに見えることで、人前での食事に気後れしてしまうことも。
でも、ちょっとした工夫で「見られてるかも…」という不安を和らげることができます。たとえば、口を大きく開けずに食べられる料理を選ぶ、一口の量を少なくするなど、自然な所作を意識するだけでもかなり印象が変わります。
また、口元に手を添える/ナプキンで軽く口を隠すといった仕草も、
上品に見えるだけでなく、食事の様子が見えにくくなるので安心です。
「矯正してるからこそ丁寧に食べる」といった自分なりのスタイルで食事を楽しみましょう。

マウスピース矯正は外せばなんでも食べられる

マウスピース矯正は食事中に矯正装置(マウスピース)を外せるため、ワイヤー矯正中のような食事制限はなく、矯正前と同じように食事を楽しめます。
ただし、マウスピースを装着している間は飲食できません。マウスピース装着中に口にできるものは水・無糖の炭酸水・白湯のみ。コーヒーやジュースなどを装着中に飲んでしまうと、着色や虫歯の原因になるので要注意です。
マウスピース矯正中は飲食の前にマウスピースを必ず外し、飲食後はしっかり歯磨きをしてからマウスピースを装着するのが大切。
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矯正中の栄養バランス、大丈夫?

矯正中は食べにくさや口内のトラブルで、いつも通りの食生活が送りにくくなることも。
すると、気づかないうちに栄養が偏ってしまい、疲れやすさや口内炎などにつながる場合もあります。
体の中からも矯正をサポートするために、必要な栄養素を意識的にとることが大切です。

不足しやすい栄養素と対策(ビタミンB群・鉄・たんぱく質)

やわらかい食事が中心になると、自然と摂取できる食材の幅が狭まり、栄養バランスが崩れがち。特に意識したいのは、ビタミンB群・鉄・たんぱく質です。
  • ビタミンB2・B6:粘膜の健康を保ち、口内炎の予防にも役立つ
  • 鉄分:貧血予防やエネルギー不足の回避に欠かせない
  • たんぱく質:組織の修復や免疫力維持に重要
野菜を細かく刻んだり、ひき肉や豆腐を活用した料理にすることで、負担なく栄養をとり入れることができます。

栄養補助食品やスムージーも活用しよう

どうしても食べられるものが限られる時期は、無理せず栄養補助食品やスムージーを取り入れるのもおすすめ。
ビタミンやミネラル、たんぱく質がバランスよく配合されたプロテインや栄養ドリンクを使えば、食欲がないときでも手軽に栄養補給が可能です。
また、バナナやほうれん草、豆乳などを使ったスムージーは、胃腸にも優しく、栄養も豊富。
矯正中の疲れをためこまないためにも、上手に栄養を補っていきましょう。

食べ方を工夫して矯正中も食事を楽しもう

ワイヤー矯正は、慣れるまでの間に食事でストレスを感じやすく、煩わしさを抱えることもあります。
ただし、面倒さや痛みはずっと続くものではありません。食べ方を工夫すれば、矯正中でも食事を十分に楽しむことができます。
一方、装置を自由に着脱できるマウスピース矯正なら、矯正前と変わらないスタイルで食事を楽しめるのが大きなメリットです。
まだ矯正を始める前で、「痛みや食事制限が不安…」と感じているなら、マウスピース矯正という選択肢を検討してみても良いかもしれません。
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